2026年7月のキャラクター経済を、CEI推計でふり返る。 稼ぎ頭は ピカチュウ(ポケモン) で CEI算定年額 1,893億円。 商品化で最も強いのは モンキー・D・ルフィ、 作品経済圏のトップは ポケモン とみられる。
今月のハイライト
2026年7月、CEIで何が起きたか
- 1分母拾い直し——鋼の錬金術師・ファイナルファンタジー・ゼルダ・原神・ウマ娘・セーラームーンなど、漫画発とゲーム発を横断して20の経済圏を新たに算定対象へ追加。主要IPの取りこぼしを補正し、CEI算定年額の分母を広げた(経済データを持つIPは89→109件へ)。
- 2推計の強弱表示を導入——出版・映像・ゲーム・商品化・トレカ・版権の各プールが「実測(算定済み)」か「推計監視」かを、トップの6プール展開とキャラクター詳細ページで開示。例えばガンダムのトレカは『アーセナルベース(アーケードTCG)の年商推計に基づく推計監視』と、根拠と信頼度まで明記する。数字の出どころを隠さないのがCEIの土台。
- 3出版市場ランキングを3レンズ化——単行本売上(金額)・出版社別・掲載誌別の3つの切り口で出版経済を可視化。作品がどの掲載誌・どの出版社に経済を還元しているかを横断比較できるようにし、集英社・小学館・講談社の規模差を金額で示した。
§1 稼ぎ頭
CEI算定年額 TOP10
信頼度 A=実額アンカー / B=校正可能な推計 / C・D=推計。
§2 今月のトレンド反応
いま、検索・閲覧が伸びているキャラ
Wikipedia PVの「今の勢い」を、構造価値を壊さない範囲で上乗せしたTrend Proxy。実売上ではなく検索・閲覧の代理シグナル(2026-07-20 時点・週次更新)。
§3 カテゴリ別の稼ぎ頭
どの市場で、誰が強いか
CEI算定年額は商品化・出版・映像・ゲーム・TCGの足し算。プール別に最も稼ぐ銘柄を抜き出す。
- 商品化孫悟空ドラゴンボール635億円
- 出版・書籍モンキー・D・ルフィONE PIECE201億円
- 映像・イベント竈門炭治郎鬼滅の刃16億円
- ゲームマリオスーパーマリオ1,044億円
- TCGピカチュウポケモン709億円
金額は各プールへの按分後のCEI推計値。プール定義は算定方法を参照。
§4 長期資産
実額に裏打ちされた長期資産
信頼度A=公開IR等の実額アンカーに基づく銘柄。短期の話題に左右されにくい、経済圏の基盤。
§5 経済圏拡大の予兆
CEI推計で経済圏が伸びたIP(IP単位)
§2が検索・閲覧の反応(キャラ単位)なのに対し、こちらはランキング上位外で経済圏がCEI算定の売上規模を上回って伸びている「予兆」の作品単位シグナル。
§6 伸びた理由
何が経済プレゼンスを押し上げたか
CEIは、キャラクターの経済プレゼンスを 商品化・出版・映像・ゲーム・TCG・ファン熱量 の 複数プールの足し算として推計する。2026年7月は 主に Wikipedia注目度(100/100IP)、YouTube露出(99/100IP)、AniListファンベース(25IP)、楽天売れ筋(5IP) が経済プレゼンスを押し上げた。
稼ぎ頭の ピカチュウ(ポケモン) は商品化・出版・映像・音楽が幅広く積み上がる「総合型」、 一方で急上昇IPは商品化の前に注目度・ファン熱量が先行する「話題先行型」が多い。 CEIではこの差を、年間商流規模の構成比として観測している。
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CEI算定年額は特定年度の実売上ではなく、公開情報・市場データ・商品化プレゼンス・ファン熱量をもとに 現在の年間商流規模として換算した独自推計指標です。数値は日次で更新されます。